【金沢競馬場 訪問記】パドックの向こうは河北潟、ゲートの向こうは白山連峰。JBC直前の金沢へ。

日本の競馬場

訪問:2021年11月1日

コロナ禍で旅行が制限されている中、2年ぶりにインドネシアから日本へ一時帰国しました。

久しぶりの日本に戻ると、競馬場の様子はすっかり様変わり。中央競馬は指定席限定になっており(それでもGⅠデー以外は予約しやすかったですが)、地方競馬でも重賞の日は入場が地元会員限定になっていたりします。海外どころか、国内の競馬場に入ることすら簡単ではない時代になっていました。

そんな中で今回訪れたのは、石川県金沢市にある地方競馬の金沢競馬場です。

金沢競馬場の正門

金沢競馬場について

金沢競馬場は、石川県と金沢市が主催する地方競馬場。日本海側で唯一の地方競馬場です。コースは右回りのダートで、1周1,200m。金沢市の北、河北潟のほとりにあります。

訪れたのは2021年11月1日(月)。実はこの2日後の11月3日に、地方競馬の祭典「JBC」が8年ぶりに金沢で開催されることになっていて、場内はどこもかしこもJBC一色でした。本番の日は入場制限がかかるため、地元会員でもない自分はその前の通常開催日を狙って来た、というわけです。

JBCの垂れ幕がかかるファンサービス館
「11.3」のJBC告知

アクセス

今回は北陸を旅行中だったので、金沢駅で借りたレンタカーで向かいました。金沢駅から北東へ約10km、市街地を抜けて30分ほど。競馬場の駐車場は広大で無料、平日ならまず満車になることはありません。

一般的な行き方としては、開催日には金沢駅から競馬場行きの無料バスが運行されています。車なら北陸自動車道の金沢森本ICから約10分、金沢東ICからも15分ほどです。

入口では「ハッピー・ポイントカード」なるものを作ってもらいました。来場するたびにポイントが貯まる仕組みで、この日は記念すべき1ポイント目。次に貯まるのはいつになるやら。

金沢競馬のハッピー・ポイントカード

場内とスタンド

正門を抜けると、広々とした前庭の向こうにスタンドが見えてきます。この日は秋晴れで、空がとにかく広い。

正門を入ったところから見た場内

スタンドは昭和の地方競馬場らしい、質実剛健な造り。平日の開催ということもあって人はまばらで、階段に腰かけて新聞を広げる常連さんたちの姿に、地方競馬ののんびりした空気を感じます。

金沢競馬場のスタンド
スタンド裏手の様子

パドックの向こうは河北潟

金沢競馬場でいちばん気に入ったのが、スタンドの上から見下ろすパドックです。周回する馬たちの向こうに、河北潟の水面が広がっています。水辺の競馬場というのは、なかなか珍しいのではないでしょうか。

スタンドから見下ろすパドックと河北潟

レース

内馬場には「JBC2021 金沢」の文字。ゴール前の直線を、砂を蹴立てて馬群が駆け抜けていきます。

ゴール前を駆け抜ける馬群と「JBC2021 金沢」の文字

そしてもう一つの絶景が、スタート地点です。ゲートの向こうに、うっすらと雪をかぶった白山連峰。紅葉した木々とゲートと山並みが一枚に収まる、金沢ならではの風景でした。

白山連峰を背にしたスタート地点

馬券

馬券は第3レースで、3連単のフォーメーションを2枚。1着を2番に固定して、2着に4番と9番、3着に1〜9番を流したものが16点。もう1枚は2着9番・3着1番か6番に絞って1点1,000円。合わせて3,600円の勝負です。

金沢競馬場で購入した第3レースの3連単フォーメーション

結果は、9番が1着、2番は2着、3着に4番。3連単は「9-2-4」で1,730円の決着でした。1着に固定した2番が2着に敗れ、馬券はすべて紙屑に。2着と3着は完璧に読めていたのに、これが競馬です。

こちらは買わなかった第4レースの払戻金。単勝130円の人気馬が順当に勝ち、3連単は5-2-8で4,930円でした。人気馬が勝っても3連単はそれなりに付くのが地方競馬の面白さです。

金沢4レースの払戻金

まとめ

パドックの向こうに河北潟、ゲートの向こうに白山連峰。金沢競馬場は、景色に恵まれた競馬場でした。JBC本番の熱気は味わえませんでしたが、祭りの前の静かな地方競馬も、それはそれで良いものです。

世界中の競馬場を巡る旅は、コロナ禍でしばらく足止めを食らっています。それでも、こうして国内にもまだ訪れたことのない競馬場がたくさんある。渡航制限が明けるまでは、帰国のたびに日本の競馬場を一つずつ巡っていこうと思います。

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